美富士食堂。
丼物・麺類からお好み焼き・カキ氷まで幅広いメニューが揃った食堂です。
決して安くはないですが、高校時代に友人とよく行った思い出の食堂です。
そして、とてつもない食堂でもあります。
激烈なんです、量が。
関西圏在住の方であれば「探偵!ナイトスクープのDVDに収録されて
いる店」と言えば、この食堂の実力の程は十分理解していただけるの
ではないでしょうか。
この食堂の場合、“一人一品”という常識的な条件がすでにアルプス級の
ハードルの高さで、知らずに入って「親子丼ときつねうどん!」なんて注文
した日には確実に地獄を見ます。
特に丼物エリアは猛者揃いで、店名よろしくMt.Fujiを彷彿とさせる
ボリュームです。ぼくも初めてカツ丼が目の前に運ばれてきた時は軽く
眩暈を覚えたものです。
ただ、
美富士食堂の本当の楽しみ方は、Mt.Fujiにアタックすることではなく、
数あるメニューの中からジョーカーを探すことなのです。
量以外にも、見た目や構成がトンデモなメニューがいくつか隠されて
いて、当時ぼくらが高校3年間の調査の末に達した結論は、
“最強のジョーカーは「ハムエッグ」である”。
ここのハムエッグを詳述すると、
「ハムサラダの上に極めて生に近い卵が2つのったもの」。
そして本日、
約10年の歳月を経て再びジョーカーを引きに美富士食堂へ。
残念ながら(?)、トンデモ具合は少し大人しくなっており、
サラダ(キャベツ)の量は減り、前は生だったハムにも焦げ目がつき、
卵も白身は固まってました。
[ 現在のハムエッグ ]
ちなみに、当時ハムエッグに初挑戦した後日、トンカツを頼んでみたら、
なんと例のハムエッグと同じものにトンカツが2枚もついてきました。
何がすごいって、「ハムエッグ(500円)」「トンカツ(600円)」。
全く別の意味の「価格破壊」がこの世には存在するということを、
高校生にして学んだことが懐かしく思い出された今日でした。
>はってぃさん
申し訳ございませんでした!
やっとなおりました。一度ご確認ください。