まだ自転車で走ったことのない都道府県に轍を残すべく、
冬休みを利用して旅に出ました。
今回は東京都です。
東京であれば都心で坂巡りが順当なプランといったところでしょうが、
ここは攻めの姿勢を貫いて、あえて八丈島。
攻めるっていうなら小笠原くらいまで行けよ と言われそうですが、
あるんです八丈島には。峠が。登龍(のぼりょう)峠という何とも
勇ましい名を持つ峠が。しかも絶景らしい。
ということで、実際行ってみたら本当に絶景でした。
平らな太平洋と円錐の八丈富士、その麓に人家が散りばめられた
様はまさに“絵になる”光景でした。
行ったのがお昼前という中途半端な時間帯だったのですが、
日の出・日の入りのタイミングであれば、もっと素晴らしい
景色が堪能できるはずです。
ちなみに登龍の名前の由来は、峠道が 龍が天に昇っていくかの
ような見事な九十九折れだからです。
全く東京っぽくない場所を走って
「東京都に轍を残した」気分になれるのか心配でしたが、
島内ですれ違うクルマはすべて品川ナンバー。
確かにぼくは東京を走りました。